昭和42年地区振興会が中心となり、上北手中学校が城南中学校と統合した跡地に
秋田市へき地保育所上北手幼児園として開園しました。しかし、平成16年に上北手地区は
宅地開発などで市街化が進み、秋田赤十字病院を始め各種の職場が開設され、就業形態も
多様化し、へき地とはいえない状態になりました。
上北手幼児園は、へき地保育所として種々の制約があり、これらの保育需要に対応できない
状況です。
認可保育所にすることにより、待機児童の解消を図ると共に、上北手地区のみならず、広域的に
児童を受け入れることができます。今後見込まれる保育需要に応えることができるということで
秋田市へき地運営委員会と秋田市児童家庭課(現秋田市子ども育成課)が、
数回会合を重ね住民説明会を経て、秋田市へき地保育所運営委員会が設立母体となり、
設立準備委員会を立ち上げました。
10数回の理事会を経て、昭和42年4月から平成18年3月まで以来39年間の上北手幼児園を
閉園し、この4月から同場所に増改築をして、社会福祉法人「大空会」上北手保育園となりました。 |